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私は敢えて、異臭のする方へ足を運んだ。
なんてMなのだろう。
一歩進む毎に、鼻を刺激してくる臭い。物凄く臭い――。
「何だこれ…目が痒くなってくる…」
独特な臭いのする霧を、手で掻き分けながら進むと、
そこには――
半年以上テーブルに放置していた、腐った汁の入ったカップラーメンの容器が、異様な渦を巻きながら異臭を放っていた。
「うわっ、捨てるの忘れてた…。一応、手に持っておくか」
◆貴方は、『腐った汁』を手に入れた。
また少し岩肌が続いた道を歩くと、黒いウィンドウが出現した。
【貴方の目の前に、二つの扉があります。どちらの扉を開けますか?】
◆無臭の扉→4
◆異臭がする扉→5
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