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4
異臭は、このカップラーメンの汁だけで十分だ。
私は、特に匂いが漂ってこない扉を開くことにした。
鋲が打たれた金属製の扉――ゾンビを倒していくホラーゲームでしか見た事のない扉だ。
力を込めて開くと、ギイッと不気味な音を立てる。
扉の先には、再び岩肌の空間が広がっている。
少し歩いた角に、下階へと続く階段があった。
蝋燭が所々消えていて、先は完全に闇に覆われている。この先――何が起こるのか、予想もつかない。
何だか、妙に――嫌な予感がする。
【念の為に、武器を装備しますか?】
◆一旦戻り、金属バットを取りに行く →6
◆進んだ道は戻らない。己の拳を信じるのみ →7
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