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「何のために生きているのだろう」
最近、そう思うことが多かった。
受験、就職と定められたハードルを無難に乗り越えて生きてきた僕であったが、
以降特に何もハードルが待ち受けていないことに気づき、愕然とした。
自分はいったい「何のために生きているのだろう」。。
やりたいことは、特にない。
就職活動の際、
「あなたは弊社で何を成し遂げたいですか」
と聞かれた時に、今の時世と、会社の求める人材と自分の能力を俯瞰し、適当な文言で切り抜けた。
そう、乗り越えてしまったがために、
何をしたいか不明確なままで大人になってしまったのだ。
だから、わざわざ無理して「生きていても意味がない」んじゃないか、という結論に至ることもあった。
だが、唐突に僕は死んだ。
僕はまだ、何もアクションを起こしていないはずなのに。
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