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「そうだね、我々警察を欺き今も何処かで殺人を犯しているこれは許せれない行為だ。君のお義父さんの為にも早期に解決出来るように頑張ろう」
「ありがとうございます、武藤刑事・・・・」
真琴はそう言うと家へと帰っていった。その後ろ姿を武藤はただ険しい目で見つめていた。その後ろ姿が見えなくなるまで。武藤はそれを見届けると真琴とは正反対の道を歩きながら資料を見て
「死因は〈出血多量〉か・・・・」
武藤は一人呟くとまた、振り返り真琴の帰っていった方を見た。複雑そうな目だった。
夜
11時30分
「ふぅー・・・気持ちいい」
真琴は夜遅くに入浴していた、身体中青痣だらけで見るも痛々しそうだった。真琴は気持ちよさそうに背伸びをして、目を閉じていた。今日起こった出来事を思い返してため息をついた。犯人はいまだに捕まらなくてしかも、義父を殺したのは霧幻狂魁と言う連続殺人鬼。まだ、近辺に居るのではないだろうか?そう思うと怖いと思った。
でも、一番恐かったのは・・・・・
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