第四章

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「もう、今日は終わり!!オレ帰る。羽那ちゃんちに帰る」 「鍵渡そうか?」 「え、マジ。ちょー嬉しい」 「私まだ飲み足りないから、先に帰ってていいよ?」 「……そーゆー意味?いや、マジ、えっと、なに、これ?」 慌てる大山センセイ。 踊っている時からは、想像もつかない姿。 「羽那、からかうのも程々にね。シューさん、羽那はそーゆーやつだから。頑張ってね」 「薄々、気づいていたけど、シューさんは弄られキャラなんですか?」 「はーくん、大山センセイはね、とにかく軽いの。シューさんとは大違いなの」 「いや、全く意味が分からないっす」 「はーくん。羽那が言いたいのは、踊っている時と、踊って無いとき別人だって事だよ」
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