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女の子もいるかも知れないけど、みんながみんな自分を好きになってくれて、それで自分をサポートしてくれる。
そんなの結局は夢なのだ。おとぎ話で気持ちよくなる為の物語。つまり空想であって現実ではない。
普通の人間ならそんなことは言わなくても理解している。わざわざ言葉にしたりもしない。
でも自分に酔っていた俺はそんな当たり前のことすら思考になかった。
目の前の新しい可能性が自分の未来に大きな夢を与えることを強く信じていた。
そう、実際にこの世界に来る前までの俺は。
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