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Caffe review
closeは、20:00
その後、
1時間もせずに
店内の後片付けを 終えた。
橋屋 双子の兄弟と、店長の潤
互いを 気遣うあまり
無言で仕事を していたのだったが、
そのくせ 誰かが
何か言おうもなら そこから
溢れ出してしまう 感情をもつ者同士
それを 3人共
恐れていた。
:さぁ もぅ上がりな お二人さん・・;
テイクアウトのカップに、カフェラテが2つ
レジ前のカウンターに 用意されていた。
潤は自分の分 coffeeを、
カウンター内のシンクで 煎れている
橋屋兄弟が、声をかけた
・潤店長の煎れる coffeeって 何故か
甘い香りが 漂うんだよね 不思議・
三岐が ホールの最終チェックの指差し確認
しながら 潤の不思議を語る
;だよな 俺もそぅ思うよ。
コーヒー豆によって煎れる香りは 違うはずなのに
何故か 甘い香りのイメージが 離れないんだよね;
三岐が 指差しチェック終えたホールの灯りを
落としながら 神斗も、共感した。
・マカデミアナッツのフレーバーcoffeeみたい・
;三岐それな!冴えてんじゃん!;
などと、たわむれる2人。
潤の入れたカフェラテが
マカデミアナッツフレーバーであることに
気付き 軽くデスっている
:はい はい どうせ私は、甘ちゃんですよ、
カフェラテ熱いうちに、飲みながら 気を付けて
帰りなよ:
潤が、カウンター内のシンクから
ゆっくり 微笑んだ。
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