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第二章 出会い
「痛いー。」
階段からぼーっとしてて落ちてしまった。あれーさっき見ていた景色と違う?なんだ、校舎がない、ビルがない、車通ってない。見えるのは昔の日本家屋と舗装されてない道路。そこに1台の馬車が通りかかった。
中から降りてきたのは…ものすごいイケメン
「お嬢さんどうしたの、そんなに汚れて可愛いお顔も台無しだよ。」
「え…あの、あなたは?」
そうするともう一人の連れの男が
「失礼な、知らないのですか天下の早乙女財閥そしてその御当主早乙女玲央公爵ですぞ。」
「え…もしかして華族の早乙女公爵家の方ですか。」
「いかにも」
「それなら話が早い、私は早乙女美咲です。旧華族早乙女公爵家の令嬢です。」
すると公爵が「いや、僕には娘はいないし、結婚もしていないけど。」
「え…じゃあ今の元号は?」
「大正たが」
「大正?」
「大正?平成じゃなくて。。。。」
「何を言ってるんだ?平成ってなんだ!」
「じゃあ、西暦は?」
「1915年だが。。。。」
「2018年じゃなくて。。。。」
「何言ってんだ!こいつスパイか、おぉい警察をよべ!」
「待って違います!」
「ちょっと待って殿村、こんな可愛い子がスパイなわけあるかい?」
「いや、しかし。。。。」
「まぁ、話を聞いてみよう!この子を本邸に連れて行っていて、殿村頼んだ!俺は一旦貴族院に行ってくる!」
「分かりました!玲央閣下の仰せとあれば」
「あんた!着いてきな!」
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