第4章 実行委員

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第4章 実行委員

…疲れた。 もう仕事が多すぎるよ実行委員…! しかも、先輩と全然話せてないじゃん!! 今話せなくてどうすんの私!! よし、上手くタイミングを見つけて積極的に話しに行こう!!! 「あの…」 先輩に反応は無く、黙々と作業をしてる、 「あの…?」 全然気づいていない。 「「あの!!!!!先輩!!!?」」 大声で叫ぶと先輩はまつげの長い目をパタパタさせながら驚いてた。 「っ!?わりぃ。全然気づいてなかったwどした?花宮は作業終わったの?」 その優しい声と首を傾げた彼にとてつもなく胸がキュッとなる。 …って!!!そうじゃなくて!何か話さなきゃ((( ;゚Д゚)))!! 「えっ…えと…何かお手伝いしゅる事はありますか!!!!」 …やってしまった…盛大に噛んだ。 恥ずかしい。今すぐにでも穴に入りたい。 そして、蓮先輩に盛大に笑われた。 「わ、私…かっ、帰ります…!!!」 すぐにでもここを立ち去りたかった。 私は慌てて教室を出ようとした。 その時、彼氏にすっと腕を掴まれた。
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