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実技の授業で、ゲーム形式の試合をすることになり、将は見国高校の、お馴染みの黄色と青のストライプのユニホームを纏うことになる。 そのユニホームを見た、イタリアの生徒たちからは、 イタリア人「パルマのユニホームにそっくりだな、横縞を、縦縞にしたのかい将?」 牧島将「これは、日本でも、将来、子供たちの憧れの象徴になるユニホームだ」 イタリア人「それにしても、将の名前、MAXIMA・M~マキシマム~(最大限)じゃないか?」 牧島「そうだ、俺のエンジンは、いつでもマキシマムだ」 そこに、コベルチャーノの教官がやって来る。 教官「あぁ、マックス将! この前の、お前の理想のチームの論文、30点だから」 イタリア人「あっはっはっはっ、将、30点しか取れなかったのかよ!? そんな点数、イタリアの男だったら、小学生でも取れてるわ」 牧島将「ぅるせー!」 教官「しかし、君が攻略テストで提案し
た、侵略に対する防衛陣形だが、あれは常識にとらわれずに、意外な示し方だったので、今度、校内の学会で議題に上げておく」 イタリア人「ちょ、ちょっと、将、何かいちゃったんだよ? 生徒の策が、戦法学会の議題に乗せられるなんて、革命家のアリーゴ・ザッキさん依頼だぞ!!?」 牧島将「えっ、ただ最終ラインを2つ設定しても面白いかと思って、」 イタリア人「そうだな、理論上は可能だ。しかしその施工の機能確認期間は、何年に設定しているんだ?」 牧島将「一応、1年3ヶ月くらいだけど、、、」 イタリア人「それじゃ、あの理論を導入したら、その期間を短縮することできないかな? 将、今日は俺と付き合え。俺の行きつけの店で、その戦術を煮詰めてみよう? いやさ、俺もこの前の戦術作用と効果の点数だけが悪くてさ、親に見栄張って出てきたもんだから、卒業論文までの数字を上げときたい訳よ」 教官「そうそうマックス将、来
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