ストファン番外編~ワールドキャノンマキシマ厶編~

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月に、君と同じジャポネーゼが、我が校に入門するよ。彼は総合テストの点数が優秀すぎて、うちが入学費や、受講料を免除するんだ。これは間違いだろうが、戦術テストの数字だけは、入学当初のアリーゴ・ザッキくんを超えてたらしい。まっ採点ミスだろうが、コベルチャーノの最高傑作を、そうやすやすと抜けるわけがない! 名前は確か、、、、、、、タクト。波賀択刀(はが・たくと)」 牧島将「その店も、トマトリゾットが旨いんだろな? フィレンツェは名産地だからな、今晩はおごれよ? やっぱフィレンツェの女って、昔から鼻が高いんだろ?」  イタリア男たちの、戦術論争は、いつまでも続いた。  そのころ、イングランドの、花丸から、牧島将に、手紙が届く。 花丸『~将君へ、将君は、夢のイタリアで、元気にしていますか? 私はイングランドで、悠々自適な生活をしています。ここで選手生活を送っていたら、すべてが競争で、生き残るには、他を排除して、勝ち続けなければいけないことを、思い知らされます。それでも元気にやっています。私が所属しているクラブは、あともうちょっと勝てば、1部リーグに参加できます。そしたら、メディアにも露出して、有名になって、人気者になれるはずです。そしたら、W杯に出場することができないことで、人気が出ない日本のサッカー界を、変えることが出来るのではないかと、思っております。将君は、指導者になるために、孤軍奮闘していると聞いています。そこで、もし私が所属しているクラブが、1部に上がったら、是非、我々のクラブで、監督を務めてもらえないでしょうか? 将君の戦術眼なら、きっと良い     
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