ストファン番外編~ワールドキャノンマキシマ厶編~

20/29
前へ
/30ページ
次へ
指導者になれると思います。それに、世界の中心地のイタリアで、サッカーを学んでいるわけですから、クラブを正しい方向に進められると思います。そこで提案ですが、同じ海外で生活している者同士、今度、食事でもどうですか? クソ不味いイングランドの店の中でも、美味しい日本食を出す店を見つけたのです。お互い、故郷が恋しくなる頃ではありませんか? それでは、お返事待ってます。花丸剣山より~』  この手紙が届いた1週間後。  二人は、イングランドで会う約束をした。  しかし。  その待ち合わせの場所に向かう途中。 牧島将「待ち合わせ場所ってここだよな、花丸君、まだ来てないのかな……」 レスキュー車「ヴイィイイイイン! ヴイィイイイイン!」 牧島将「なんかこの辺、やけに騒がしいな……事故でもあったのか? あ、あそこか、えっ、あ・れ・は、嘘だろ…!?」  花丸剣山は、交通事故に遭う。  半身不随。  これでもう、サッカーができない体になった。  事故に遭った花丸の、搬送先を聞いた牧島将は、病院に駆けつけた。  その惨劇の様を見た牧島将は、泣きながら、花丸に語った。 牧島将「な、なんで、花丸君が……、こんな目に遭うなら、俺は監督だから、体を使わない俺の方を、神様は選べばよかったのに……」     
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加