0人が本棚に入れています
本棚に追加
女性「ここ、見るスポットじゃないんです!」
神沢刃「えっ!?でも日本でもここに座っている人いますよね?」
女性「それがここでの見方なんです。だから最前列で見ているから、イタリア人からは、外国人が見に来ているって、思われているんです」
神沢刃「あ、ありがとうございますっ」
神沢刃は、同じ日本人の女性にお礼が言いたくて、永友の試合後の感想をそっちのけで、スタジアムの外で待っていた。
その間に、日本サッカー協会から、永友佑都が、次の日本代表戦に合流することが発表される。
試合終了してから一時間半も経つのに、日本人の女性がなかなか出てこない。
神沢刃「別の道から出たのかもな? お腹も空いたし、ホテルに帰ろうかな?、、、」
ちょうどその時に、選手チームしか乗らないバスから、その女性が出てくる。
女性「あらっ、先ほどの日本の方ですよね?」
神沢刃「あっ、ちょっと用事があって、待ってました。へへ」
女性「今日は取材が出来ましたでしょうか?」
神沢刃「取材どころじゃないですよ!こんな美しい女性と一緒では。、もしよろしければ、僕がお金を出しますんで地元で美味しい店。紹介してくださいよ?」
女性「あら、今晩の食事代がうくわ、、、ええ、よろこんで!」
最初のコメントを投稿しよう!