454人が本棚に入れています
本棚に追加
/388ページ
言葉では……そう言ってくれたけど
考え込みながら
学校に着くと下駄箱から上履きを出した。
そうしたら
「咲良。おはよう」
ビクッ!!
振り向くと美守だった。
「お、おはよう」
まだ心の準備が出来てない内から
美守に会ってしまった。
えっと……。
「ねぇ、昨日LINE送ったんだけど
どうして返事くれなかったの?
私ずっと待っていたのに…」
美守は、悲しそうな表情で言ってきた。
あ、やっぱり気にしている。
私が返し忘れたから
「ご、ごめんなさい。
送ろうと思ったのだけど…そうしたら」
うぅ…なんて言ったらいいのだろうか?
最初のコメントを投稿しよう!