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そんな私を睦月君は、
そっと離しkissをしてくれた。
甘くて……少ししょっぱい味だった。
あの後。
卯月ちゃんや皆のお土産を買ってから
金本君と茉莉華ちゃんと合流する。
「おーい。睦月。
俺らを置いて行くなよ!
お陰でコイツと2人きりになって
大変だったんだぞ」
金本君が文句を言ってきた。
茉莉華ちゃんは、ベンチに座っていた。
「すみません。私のせいなんです」
私は、慌てて弁解した。
睦月君のせいではない。
「咲良ちゃんは、大丈夫なのか?」
「はい。軽い捻挫みたいですが大丈夫です。
ご迷惑をおかけしてすみませんでした」
深々と頭を下げた。
車椅子なので大丈夫だと言っても
変な感じだけど
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