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――あ! ということは。
まさか、それで俺がこいつの肉体に移り変わったということか?
そんな漫画みたいなこと本当に起こるのか?
すると昴の母親は涙ながらに俺に訴えてくる。
「もう自殺なんて馬鹿な考えやめてよ! 何か悩みがあるなら母さんが何でも聞くから」
「あ、はい!」
「それとあんた、パンツ履きなさい、丸見えよ」
「え? ぎゃー! なんで?」
それで俺は自分を取り戻し急いで自分の部屋に戻って行く。
しかし俺は全身で喜びを感じていた。
何はともあれこれで俺は報われた。
これでまた思いっきり野球が出来る。
ただこの時俺は気付いていなかった。まだまだ道のりは長いと。
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