不死の通信兵と次代の魔女
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口笛は下手くそすぎていつも鳴らないので、肩を掴むルーシーの手の甲に触れない距離を口づける。何か言いたげなルーシーをしっかり負ぶさり直し、俺は軍の訓練並の行軍速度で歩きだした。文句を言うルーシーが舌を噛み、怒り、そして本当の子供のように笑い出す。 魔女を背負い、俺はコーコント街道の側道を曲がり、数年ぶりに声を出して笑っていた。
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