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「…まあ、未練がどうこうはお前らの問題だから置いとくとして…ソレ飲んだらいつものあの部屋に集合してくれ」
俺は一口味わった紅茶を一気飲みしてカップをシンクに置き、そう告げて先に厨房から出た。
そして鍵が大量に取り付けられたドアの前で待つ事、数分。
「お待たせしました」
おそらく洗い物を済ませてくれたんであろう最後のメイドの一人が到着したのでドアを閉める。
「んじゃ、ま…始めますか」
いくつかの内鍵を閉めてドアが開かない事を確認し、メイド達の一人の血を舐めさせて貰って血を操る能力を使い…
いつもの例のアレをした。
「…なるほど、それで幻の紅茶をこんな大量に…」
「お茶会…私達も久しぶりにやりますか?」
「そうですね、子供達も喜ぶと思いますし…」
「俺も都合がついたら参加するよ……つっても期待はしないでくれるとありがたいが」
メイド達のあと…んんっ!
…ご奉仕も終わり、部屋の外に出て施錠しながら予定を立ててるのに一応返事をして俺は別荘を後にする。
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