未定

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『…め……く…?』 「い、いや…迷惑ではないが…外では一斉に飛びついて来ないでくれ」 …ファイが居なかったら危うく服が汚れるところだったからな… 今からパーティが始まるというのに服が汚れてたら変な目で見られる。 …最悪変な性格の皇族が居たとしたら追い返されてしまってたかもしれないし。 俺はアニーの上目遣いからの小首を傾げる、っつー可愛過ぎるコンボに一瞬我を忘れそうになり言葉が詰まってしまった。 『…そと……が……る…』 『そうね、流石に外では…』 『…むぅ…じゃあ、我慢する…』 アニーが物分かり良く頷いて離れたのでニーナも賛同して離れ… ユリは可愛く頬を膨らましながら納得いかないようにしながらも渋々俺から離れる。 「…流石に精霊が増えると大変だね…」 「あはは!ていとってば相変わらず精霊達にはモテモテだねー!」 その様子を見てたマキナが同情するように呟き、ショコラは笑いながら茶化してきた。
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