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「へぇ…普通の部屋にテーブルとソファか…よっと」
『わーい!ベッドー!』
「ぬわっ!」
『…るい…!』
俺が珍しいものを見るように呟いてベッドの上に寝っ転がると…
あと一つベッドがあるにも関わらず、何故かユリが俺の上からダイブしてきてアニーも同じ事をした。
『あっ…!…なによ?』
『流石にニーナまで上に乗ると下敷きになってる創造主が可哀想だ』
ユリやアニーと同じ行為をしようとしたニーナの肩をファイが掴んで止めてくれる。
『…そうだけど…でも…』
「あ、そろそろ開会の挨拶が終わるね」
『!!お菓子!』
『…お菓子』
「いや、待て…紅茶が運ばれて来てからがお茶会の始まりだ」
ニーナが戸惑ったように俺らの方をチラリと見るとマキナが司会の声を聞いて呟き、アニーとユリが俺の上から退くとエルーが制止した。
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