未定

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「…流石は幻の紅茶ね…そこいらのとはレベルが桁違いだわ…」 「わー…良い香り…香水として欲しいなー…うむ、美味い!」 「まさか世界一の紅茶を飲めるとは思わなかった…」 リザリー達が紅茶を飲んで感想を言う中、エルーは何も言わずに目を閉じて味に浸ってるようだ。 …さて、俺も飲むか…どれほどの味に仕上がってるのか楽しみだぜ。 リザリー達の反応を見て超一流の腕にワクワクしながらまずは匂いから入る。 「…ん…?」 …あれ…?メイド達の時よりも…匂いが…弱い…? …いや…弱い…っつーか…薄い…?…まあこんなもんか? メイド達が淹れた紅茶とは香りが若干異なる事を不思議に思いつつ一口飲む。 ………ああ、コレ…マイスターの人選ミスやわ。 器械のように正確な超一流を呼んでたみたいだな… 惜しいぜ…他の紅茶ならその実力を遺憾なく発揮出来たろうに… 残念ながらこのファーストなら、感覚で淹れる超一流を呼ぶべきだった。
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