序章 

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序章 

幸せのひとときなどすぐに崩れてしまうものだ。 幼い自分の狭い世界などあっという間に。 世界と一緒に自分自身が壊れていく中で、私は強く願った。 「感情なんてなくなってしまえばいい」 弱い自分を守るたった1つの方法だとそのとき強く思ったのだ。
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