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お客様は25名 義父の経営する会社のお客さんで 招待件接待
S県まで向かうバスの中はガイドは要らないだろうと思うくらい賑わっていた
観光地に着き それぞれ自由行動の時 私は資料を読む為椅子に座っていた
(香里さん)
後を振り向くと義父が立っていた
(お疲れ様です)
(イヤ~参ったよ まさか祐也のお嫁さんになるとは)
そう言って私の横に座った
何が言いたいのだろ…
(君には悪い事をしたと思ってる)
(………もう終わった事です)
(どうして会社辞めたんですか?)
(バレたんだ 会社も妻にも 本部長まで昇りつめて…昔ちょい付き合った女性と再会してさ)
(自業自得ですね)
私は知っていた 多分あの時の女性だと
(ちょっと 遊びのつもりが 本気になりすぎて 向うがね! そのてん 香里ちゃんは…)
(止めて貰いますか?その話)
私はすかさず立ちあがり 義父の傍から離れた
気持ち悪い あんな男を私は好きだったの?今更ながら 鳥肌が立った
帰りのバスは みなさん疲れているようなので 話すのは止めた 話す気になれなかった ガイド失格
バスから降りる義父が
(祐也と一緒に遊びにおいで)
と言った 義父は普通に言ったのかも知れないが もうムリだった
マンションに帰ってシャワーを浴びた 義父の顔がちらつき 洗い流したかった
バスローブ着て ビールを飲んでると祐也が帰宅
(あれ お風呂入ったの?俺も入っちゃおかな)
(うん 入っておいで)
祐也がお風呂入ってる間に 簡単なパスタを作り 祐也を待った
(ビール飲む?)
(じゃ少し飲もうかな…)
その夜 私は祐也に体を求めた いつもより激しく 狂ったように祐也に体を委ねた
マンションだから声は聞こえない 更に激しく 祐也も興奮したのか いつもより凄いセックスをした 一時間以上やってたからか もうクタクタで 二人で笑いころげた
そして結婚式が着々と近づいてくるのであったが あの義父の顔が私の結婚を悩ますのであった
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