快感

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(あ!課長からLINEだ) さっき別れて 直ぐにLINEが入った (香里が好きだ また会おうね ) (うん 香里も祐ちゃんが大好き また一杯イチャイチャしたい) 課長は私の父とほぼ変わらない年齢 別にファザコンじゃない ただ恋に落ちただけ 本当にドキドキする こうしてLINEだけでも体が熱くなった (香里 もうすぐ家に着いちゃうから あ!おとなしく 良い子にね) (ハーイ 祐ちゃん チューッ) これが疑似恋愛?私だけが本気の恋愛かも知れない 早く月曜ならないかな…顔が見たい 声が聞きたい 人って恋をすると周りが見えないって言うけど 私はがっつり課長にはまっていった 月曜の朝 課長からLINEが入った (おはよ香里 会社では…石塚さん 課長だからね 絶対バレないように だから) (分かってますって!心配しないで 香里我慢するよ) (香里 可愛い 抱きたくなったよ ヤバい!) 会社に着いて 佳奈さんとお喋り 他愛ない話である 課長がやってきた (おはよございます) (あ…おはよ!さっ 今年もあと少しだ頑張ろう) お昼頃 男性社員の内田さんが私の所にやって来た (ね!石塚さん 正月休み予定ある?) (予定ね…ん今の所は) (石塚さん この前の書類出来てる?) (え??書類ですか?えっと…) 書類って何?私何か頼まれた?テンパる私に課長が手招きした 行って見ると 書類とメモ紙を渡された (ダメだよ 行っちゃ!) 目で合図をされ それに答えた (石塚さん今日残業頼んでいい?悪いんだけど…) (わかりました) あ…もうTV見たいのあったのに プンプン 残業を言い渡された私はひたすら仕事をこなしてた (終わった?) (あ~も~遅い!!!!) (ごめん ごめん) そう言って私を抱き締めた 誰も居ないオフィスで 私たちは熱いキスを重ねあった (あ…ここではダメだよ ) (香里…我慢出来ないよ ) 私たちは会議室に流れた 真っ暗な会議室で外の灯りが薄っすらと入る 響きわたる私の声が 余計に燃え上がるのであった 私たちは獣のように激しく抱き合った (俺香里なしじゃダメだ 体の相性もいい あ~最高 香里…好きだ 愛してるよ) (祐ちゃん 私も好き 好き過ぎて狂いそう あ…祐ちゃん イクよ あ…)
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