第1章 紫さんからのおさそい

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ある日 紫倉紫さんからlineのメッセージが届いた。 『こんにちは! 今年のエブリスタパーティどうするのかなと思って。 私は一応チケットは買った。 多分行けると思う』 え?エブリスタパーティ? 紫さんのlineメールは、エブリスタパーティのお誘いだった。 紫倉 紫さんは、去年初めて参加したエブリスタパーティで 隣にいらした方だった。 同じ関西出身。年も近く優しい笑みと華やかさの中に落ち着いた彼女は、私によくアドバイスをくれた。 そんな彼女からのメール。 先月 日本の実家に帰った私は、 今月 日本行きを全然考えていなかったのだ。 2日後 『来られそうやったら!私は、こよさんが来るなら確実に行くし』 と紫さんからの 2度目のメールが届く。 まあ 飛行機代も高くないし 、紫さんにも会いたいし行くか。 去年は行くことに結構迷ったが、2度目ということでいくことに軽いのりで決めることができた。 夫が 「また日本にいくのか」とすねる顔を想像しながら、 エブリスタパーティー行きを決めたのだった。
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