第4章 なんとか第2会場に

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第4章 なんとか第2会場に

なんとか第2会場に着いたら 、パーティは始まっていた。 渋谷の迷宮から何とか抜け出た3人は、会場に入り込みそれぞれ支持されたテーブルに。 まずは、同じテーブルにいた方から名刺交換を始めた。 どんどん名刺を交換しているうちに、本の交換会がはじまり、私は瀬戸内寂聴の 「孤独を生ききる」という本をもらった。 96歳。現役小説家で尼さんの瀬戸内さんのyoutubeを前に見て、日本に帰ったらこの人の本を読みたいなぁと思っていたのでちょっとびっくりした。 私は偶然とかを信じるほうだ。 偶然、成り行きで、ピーンときてなどなど 行動する中で、不思議なことをいままで体験したことが多かった。 本を交換した相手も、みんなが出した本を見て、読みたいと思っていたものだといっていた。 内容がちょっと暗いのでどうしようかなっと思って持ってきたのだが、喜んでもらってよかった。 本交換会のすぐ後、 「こよさんですか?」 と声をかけられた。 振り向くと若い男性。 「えっとどなたですか?」 どうやら、同じサークルの人だという。津蔵坂あけびさんでした。 おかしい、サークルの人々に行くかどうかきいたら誰も行かないから、行った報告してほしいといわれていたのに。 「えーなんか言いそびれて」 そうだったのか。サークルのメンバーは誰も行かないと聞いて寂しく思っていたのは本音だ。 でも出会えて、うれしかった。 あけびさんは、まじめなおとなし目の方でした。 若さとちょっとシャイな感じは、私にとても好感度をあたえた。 なんか去年より若い人が多い?それとも私のおばちゃん度が増したのか? なんて思いながらパーティが終わった。 image=510681590.jpg
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