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わたしは夢というものをよく見る。
毎夜、いろんなジャンルの夢を見て、ほとんど毎晩のように夜中目を覚ます。
職場で怒鳴っている夢、学生時代の夢という現実的な夢だけじゃない。
どこかの国の兵士となっていて、銃を担いでゲリラ戦をしている夢、吸血鬼に襲われて自分の身の回りの人達が次々と吸血鬼になっておいかけてくる夢という、非常に現実離れした夢も見る。
まだ免許を取れない年齢の時に車を運転していて、ガードレールを突き破って崖の底にまっさかさまに落ちていく夢を見て、その数年後、その時の自分の葬式をしているなんて夢も見た。
友人に話すとひかれてしまうくらい色々な夢を見てきた。
その中で、金縛りというものを体験したのはたった一度だけだった。
今まで見た悪夢の中で、その夢がいちばん恐ろしかったと、今でも断言できる。
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