8.

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「なに、エロい顔して」  思わず見惚れていたのがバレたのか、柴谷はニヤリとしてまた腰を揺らしだした。イッたばかりで敏感な体が跳ねる。 「ま、まって、まだっ」 「だーめ。激しくされてぐっすり寝たいんだろ?」  言うが早いか、膣内を掻き混ぜるように動いた。  淫らさを思い知らせるように私の脚を大きく開き、何度も強く打ち付ける。ぐちゅぐちゅと濡れた音が響く。硬くて熱い肉棒に擦られまた達し、何度も昇りつめる。 「ひゃ、ん、あぁ……っ!」  跳ねる体に覆い被さり、まだ動く。だめだ、おかしくなっちゃう。  やめて、というようにしがみついて背中に爪を立てるが、伝わらない。 「気絶って意外としないよな」  笑いながら言った柴谷が、悪魔に思えた。
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