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全員で崖に登り全員をロープで繋いで一斉に果実に触れた。
その瞬間、視界が暗転して気がつけばそこは真っ暗な洞窟の中だった。僅かに明かりがあるから完全な真っ暗では無い。
パーティーを組んだ全員が、その場にいる事を確認してからロイドパパが言った。
「さて。いつものように、捜索開始と行こうか」
「よっしゃあ。んじゃま俺様先頭な」
そう言って大きな戦斧を肩に乗せる体格の良い男性。ガルド。
「盾は任せる。探知は私が」
そう言って弓矢を背負った女性が前に出る。サンディ。
「戦闘になったら、任せろ」
大きめの剣を腰に挿している男性。バード。
「警戒は私に任せて貰おう」
そう言ったのは、ミスト。気配をあまり感じさせない男性だ。
「「じゃあ。援護は僕達だね!!」」
そう言ったのは、小柄な見た目は子どもにも見える男性2人。ルーカスとマーカスの双子。魔法が得意。
「私はいつものように警戒と、採集や回復ね」
そう言って皆を見回せば、皆が笑顔でこっちを見てる。
「ふふふ・・・・・。やっぱり、癒されるわね。本当に天使よね」
サンディが笑顔で言った。ウンウンと頷くのはロイドパパ含めた全員。
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