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そんな腑抜けな私にある時、痺れを切らした先生が遂に言ってきた。
「お前さ、このままだと受験全滅するぞ。どーすんだよ。俺だって立場的にヤバいんだけど?」
「うーん……、」
確かに私が受験に失敗すると…
先生も困るワケで…
逆に私が良い成績になれば先生も立場が良くなるのか…
あっ、
「先生、だったらご褒美ください!」
「ご褒美?今時のJKは何が欲しいんだよ。」
「何でもいいの?」
「まぁ、俺に出来る事だったらな。高級ホテルのフレンチ食べたーいとかやめろよ。そこは高校生らしくファミレスとかにしとけ。なっ?」
「何、それ。子供扱いして。」
プゥっとほっぺを膨らませてる時点でまぁ、子供だよね。
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