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その時、ふと、またいつもの視線を感じる
誰?
覚悟を決めてそっと振り返ってみた
そして、思いきって振り返った先にいたのは
なんとラグビー部の彼だった
嘘…
間違いだ…
人気者の彼が私なんか見る訳ない…
たまたま急に振り返った私と目があっただけ
現にいつだって、挨拶すらちゃんとしたことないし
同じクラスだというのに…
そんな現実に戸惑っている私を見てニッコリ笑った彼の唇が
ーーーヤットミタ
って動いたのが分かった
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