登校

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登校

朝はサンドイッチだった。 やっぱり私はココの料理に目がない。 始めての登校日はやはりワクワクする。 顔には‥でていないはず。 「おはよう、アイリちゃん」 あ、昨日お母様が親友として設定してくれた子だ。 優しそうで可愛かったから、この子にしたんだった。 「えーっと、おはよう?」 名前は確か‥ 「ホノカちゃん」 「…」 え、なにその沈黙、怖い。 「どうしたの?アイリちゃん、熱でもあるの?」 笑い飛ばされる。 「えーっと、ホノカさん?」 首を振る。 「ホノカくん?」 フルフル 「ホノカ?」 「そうだよ!もう、どうしちゃったの?」 こ、細かいところ教えてもらうの忘れてたぁ~! 「ううん、何でもない。それより、早く行こう!」 出来るだけ明るく振る舞う。 罪悪感が募っていくのは気にしない振りをした。 ガラガラ 「「おはようございます」」 「はぁ~い、おはようございますぅ~」 あ、私の席、どこだろう。 「ホノカ、私の席、どこだっけ」 「えー!本当、今日はアイリちゃんどうかしてるよ」 「そ、そうかな」 「えーっと、……あれ?アイリちゃんの席、どこだっけ?」 …即行ピンチじゃん!お母様、何してるのよ!抜かりはないはずでしょ! 「わ、私も分かんなくて…」 どうしよう、どうしよう!? 「退けよ、邪魔だ」 聞き覚えのある声が、刺々しく降りかかる。 「えっ……チサト…?」 「…は?何で俺の名前知ってんの?てか、邪魔なんだけど。入り口で喋んなよ」 は、 「はぁ~!!!」 意味わかんない! チサトって、本当はああいう奴なの?しんっじらんない! 「て言うか、お前…誰だ?」 「っ!」 え、なに、こいつには効いてないの?皆自然に私と接してるのに… 「な、何言ってるのよ~チサト君。アイリちゃんはアイリちゃんでしょ?」 「アイリ?…そんな奴居たか?」 「い、居たよ!もう、どんだけ私の事興味無いのっつーの!」 あ、ヤバイ。自分で言って自分で泣きそうだ。 「ふーん、まぁいいや。お前の席、俺の隣だからな」 「は、はぁ?何でそうなるのよ!」 「分かんなかったんだろ?席」 そ、そうだけど… 「図星だな。んじゃ、隣だ」 いきなり隣とか…緊張しちゃうじゃん… あ、そっか。こいつ、記憶無いんだった。 「あははーははは…はは」 本当に記憶ないんだよね?!?! キーンコーンカーンコーン… 「はい、じゃあ席に着いてくださぁ~い!」 せんせーい、緊張して胃に穴が空きそうです、保健室行ってもいいですか? 登校初日… 超さいあく!!!!!! ※ここからアイリ少しツンデレ?&鈍感になってしまいますが、誤字や誤った文字の使い方がありましたら、是非、コメントで呟きください。文句はハートが折れちゃうので、労ってください。お願いします。視聴者様の、美男、美女の皆様、大好き、愛してる 613より、愛を込めてw
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