アリスちゃんの日記

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先生は質問内容に驚く!! 『は?姫のことか…いつからは覚えてないが…いつも姫と廉は仲がいいなって見ていて、そんな時に姫から病気のことを相談されて、普段見せないような姿を見てしまった。だからつい言ってしまった。でも二人は付き合っていると思っていたから、まさか付き合えるとは思ってなかった。でも付き合っていても、いつも言うことは同じ。廉のことばっかり。多分…甘えたかっただけだと思う。歳上の人だったら受け止めれてくれる。ただそれが俺だっただけ。俺はそう思って付き合っていた。』 『姫は僕のことを先生に話していたんですか。』 『おう。姫と会うと言っても、体調がいい時だけ。あれでも無理して通っていたんだぜ。本当は入院して治療した方がよかったのに、少しでもいいから、廉と同じ場所にいたいからって。』 『アリスちゃん…』 『アリスちゃん?…姫のことか。二人の時はそう呼んでいたって言っていたな。一回呼んだんだけど…めっちゃ怒られた。アリスちゃんって呼んでいいのは廉くんだけって。』 『先生はアリスちゃんの日記読んだことありますか?』 『日記?そういえば…そんな書いていたな。書いているところは知っていたが、読んだことはないな。』
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