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最近は、おうちに帰ってすぐパソコンでインターネット・・・
自分からメッセージ送ってお返事来ても・・・
本当にその人からメッセージが来てる訳じゃないんだよね・・・
「切ないって・・・こういう気持ちをいうのかも・・・」
―――あれから数ヵ月
進展は何も無し・・・
「・・・あの人・・・今頃何してるのかな・・・」
そこには、どこまでも青く澄み渡った空を見上げる少女が居た。
しかし、彼女は以前とは違った目をしていた。
「あはは・・・きっともう忘れられてるんだろうなぁ・・・」
そう呟きながらも、顔には僅かながら笑顔が見て取れる。
「しょうがないよね、自分にそれだけ魅力がないって事なんだから・・・」
そっと目を瞑り・・・
「・・・もっと自分を磨かなきゃ」
「・・・人間として・・・そして女としても・・・」
「あとから振り向いたって相手にしてあげないんだからっ」
そう言って目を開いた時・・・
「美雪~、早く行こうよ~」
「あはは、そんなに急がなくてもお店は逃げないよ~」
「お店は逃げなくても、クレープが逃げるってばっ」
「うん、そうだね」
―――結局、彼女には恋というものがどういったものなのかは理解出来なかった。
しかし、ふと思い出す日が来る事だろう。
あの淡い恋の物語を・・・
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