山の日

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あ~、と3人からなぜか落胆ともとれる声が漏れる。 俺、なんかまずいこと言った?? 「んー、なんでもいいんじゃない?」 急にやる気をなくした菜々の発言に、他の2人も頷いている。 「えっ!?なんで!?なんでそんな急にやる気無くすんだよ!」 縋るように訴えるも、無下に断られる。 「だってあつにぃは海斗に貰えるものならなんだっていいでしょー。昔っからでれっでれでさぁ、なんで今まで付き合わなかったわけ?」 そんなこと言われても… 俺らはまじでお互い嫌われてると思ってたし…近すぎると分かんないってゆーか… 「もうさ、陸也(あつや)さんに直接聞けば?」 完全に興味を失くしたあいりは携帯をいじりながら話している。 「あ、女装したら?あれ可愛かったよー。陸也さん喜んだでしょ??」 うぅー。またみおちゃんが・・・ 「もー。わかったよー。もう直接聞くよー。」 大したアドバイスも貰えないまま、がんばれーと3人に見送られた。
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