7人村 『人狼遊戯』

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巽 『うん、わかった!! まだまだやってみないと 身につかないかもしれないけど…… おおよそのことは 頭に入ったよ冬花ちゃん!!』 冬花 『そうか、それは頼もしいね。 ではそろそろ 実際にやってみようか? みんなにこれから 役職の書かれたカードを配るから、 他の人には見えないように 確認してくれ』 はこね 『おっ、待ってました!』 豊子 『あうう……いよいよ、だね……』 中島 『みんなー、がんばろうぜー!』 磯野 『カード配るまではまだ、 誰が敵か味方かわかんねぇけどな』 冬花 『カードの内訳は…… 村人が2枚、占い師が1枚、 霊能者が1枚、狩人が1枚、 人狼が2枚……の、計7枚だ。 それでは配るぞ』 冬花 『まずは巽』 冬花 (この配役(はいやく)バランスだと 村人側が有利……。 巽にはゲームに慣れてもらうために 村人のカードを配るとしよう) 巽 (私のカードは…………えっと……) 巽 (〝村人〟だ……! いきなり難しいのが 来なくてよかったぁ) 冬花 (あまり村が有利すぎても しらけてしまう。 人狼はにやってもらうかな) 冬花 『豊子(とよこ)』 冬花 『紙音(しおん)』 冬花 『(らん)』 冬花 『子子(ねね)』 冬花 『はこね』 冬花 『そして最後に(りく)』 冬花 『自分の役職を確認したら カードは裏向きにして 顔を伏せてくれ。 まずは村人たちが眠りに()く 夜のターンを迎えるぞ』 一同 『………………』 冬花 『占い師のカードを引いた者は これから声をかけるから 占い先を、文字通り 指差しで指定してくれ。 私がそれに対して○か●の 札を挙げるから、 しっかり確認するように』 …………………………… ……………… 冬花 『次に、人狼のカードを 引いたプレイヤーは ゆっくり顔を上げて、 相方が誰なのか確認してくれ。 明日以降は、占い師と同様に 夜時間に襲撃先(しゅうげきさき)を 指定してもらうぞ』 …………………………………
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