それは嵐のように…

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「でもそれでは…」躊躇する紅姫に 「次はいつお会い出来ますか?」 彼はそう言った… 花の会社の夏祭りに誘われていた。 「次の休みは花との予定が…」 「夏祭りですか?それなら送ります」 「分かりました、行きましょう」 結局、推しに推され断りきれなかった。 花と花カレの秋葉さんと4人で食事した。 嵐山は仕事の都合で先に帰る… 秋葉にしみじみ言われる。 「 カレは本当に紅姫さんが好きで、 二人はとても似合っているよ!」秋葉さんは 軽薄さがない信頼できる人間だ。 「 本当にそう思う? 」 彼は頷きながら 「紅姫さんみたいな女性は、嵐山さんタイプ が上手くいくと思うよ 」付け加えた。 確かに、ハラハラドキドキしない分 気は使わない… 嵐山は惚れた弱味かどこまでも従順にワガママ を聞いてくれる。 一緒にいて楽だった… もしかして結婚てこうゆうこと? でも…やはりトロけるような恋愛の先に 結婚したいな~
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