未来は続くよ何処までも
3/3
読書設定
目次
前へ
/
10ページ
次へ
今も、猫は1メートル後方の椅子の影で丸くなっている。名前を呼ぶと直ぐにやって来てしまうので、呼ぶ事はしない。目を覚ます(そして舐めて来る)可能性が高いので、触れる事も無い。互いで互いの動向と息遣いを感じる。人間同士で無くとも、『空気を読む』。読んだ所で、思うままに動くのが猫なのだが。それが分かっているからこそ、このオカシイ同居猫と暮らしている。人間だと、こうはいかない。そう思って出るのは、いつも安堵の嘆息だ。
/
10ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!