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「...いじゅみ..いじゅみ...出てきて? 」 タオルケットに埋もれるように蹲っていた泉は南の己を呼ぶ声にゆっくりと顔を出した。 「か...課長さんは? 」 「かちょおはかえったよ...」 その言葉に安心すると漸くタオルケットから這い出た。 素肌に纏わりつく白いフリルは胸を隠し、陰部、太腿まで隠している。 凹凸のない平坦な体には不釣り合いだと思うとやはり恥ずかしくなり俯いてしまった。 しかし、そんな泉に聞こえてきたのは「かわいい...」という言葉だった。 その言葉に顔を上げればベッドに乗り上げて泉を見下ろす南の姿。 「はあはあ」と吐き出される吐息はまだアルコール臭く頬も上気している。 しかし泉を見下ろす瞳だけが先程までのトロンとしたものではなくギラギラと獲物を見つけた猛禽類のような鋭さで泉の下半身がズクンと反応した。 次の瞬間、噛み付くように泉の唇にむしゃぶりつく南。 「ンンっ...」 勢いは失われずドサリと泉の体がベッドへと落ちていく。 塞がれた口内に侵入してくる南の舌に翻弄されていれば、スルリとひんやりとした指先が双丘の奥にある蕾を掠めた。 「んあっ!...ンンっ..ふぁ」 「泉...課長にココ見られちゃったね....」 泉ほ唇から離れ耳元へと寄せられた南の唇。 アルコールによって舌ったらずだった南の言葉が明瞭となってくる。 決して怒っているわけではないその声は楽しそうに泉を責めた。 「濡らしてるのも見えちゃったかな? 」 そう言うと、南はクチュリと音を立て蕾の中へと指先を侵入させる。 「あああんっ....」 「テラテラ光らせて、ヒクヒクさせて...課長に見せてさ...駄目だよ泉」 準備と称して入れていたローションがヌルリと南の指に纏わりつく。 一瞬止まった指先に泉は視線を向けると、そこには愉しそうに笑みを浮かべた南がいた。 「今日はお仕置きだね」 「っ! ....」 その声に本能的に『逃げねば』と腰を上げた瞬間指先を激しく動かし始めたのだった。
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