31人が本棚に入れています
本棚に追加
「…そう…れっきとしたオバサン…」
「…れっきとしたオバサン?…」
「…でも、まだ間に合う…ギリギリ間に合う…トモコの大きな胸がこれ以上垂れないうちに、さっさと結婚しなさい…」
お母さんが宣告する。
…このためだったか?…
私は考えた。
…平子のことを話題にしたのは、このためだったのか?…
私は今さらながら、気付いた。
要するに、平子をダシにして、私に結婚を強要したのだ…
最初のコメントを投稿しよう!