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「…矢田さんほどの、ひとなら、他の職場でも、すぐに馴染めるよ…人柄はいいし、胸も大きい…」
そう言いながら、この禿げ頭の店長が、私の大きな胸を見た。
私、矢田トモコの大きな胸を見たのだ…
今にも、私の大きな胸にむしゃぶりつかんばかりの表情で見たのだ…
私の中で、なにかが、プッツンと弾けた。
それは、もしかしたら、理性かも知れない…
「…キモイ…」
私は大声で言った。
「…キモイ?…」
禿げ頭の店長が、唖然とした表情で、私を見る。
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