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母は、必死に目を閉じ続け、目を開けたのは、父がゆすり起こした時でした
「あれはね、幽霊とかじゃ無かったよ」
私に話をしてくれた母は、そう言っていました
幽霊でも、神様のようなものでもない
それは、アヤカシに近いものだった。……と
しかし、私には疑問が残っています
誰が母に開けてはいけないといったのか
何故、開けさせようとしたものがいたのか
そして、もしも、母が瞳を開けていたら……
いったい……どうなっていたのでしょうか?
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