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「どうしてくれるのかしら…あんたね!!このオトシマエをどうつけてくれるのかを言いなさいよ!!」
「ですから、うちは義弟のことなんか一切知りませんから…うちにイチャモンつけに来たのであれば帰ってくれるかしら!!」
「知りませんでしたで済むと想っていたら大きな間違いだわ!!あんたの義弟がうちのかわいい妹分のコにこななひどい目に遭わせたのだから、一生うらみ通すから!!」
「それじゃあ、どのようにしたいとおっしゃるのかしら!!」
黒い喪服の女は、真っ赤に染まっている目から血液まじりの涙を流しながらワナワナと震えながらきよ子に凄んで行きました。
「育ててよ…一朗を育ててよ!!あんたらの家で一朗を育ててよ!!」
「イヤ!!帰ってくれるかしら!!帰らないとケーサツ呼ぶわよ!!」
「呼べるものなら呼びなさいよ!!うちにもサツに知り合いがいてはるから…呼べるものなら呼びなさいよ!!」
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