涙のあとには虹が出る?

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僕の名前は 水城 優太(みずき ゆうた) 小学四年生だ 事の発端は 田中 広子(たなか ひろこ)と言う女性徒が クラスメイトから 仲間はずれにあい  まあ いじめにあっていたのを 僕が 注意したのがきっかけでした 僕は クラスのなかでも 目立ったりするようなタイプではなくて  まあ おとなしく 真面目な性格だったんだけど ただ   警備員の仕事をして 大怪我を負った 父親(今は なんとか職場復帰したけど 椅子に座って本部で連絡とかする仕事に回されたそうです) その怪我は ある会館の警備をしていた時に 暴漢が現れて 棍棒みたいなので 殴られたとか でも 父は そいつを離さなくて なんとか 侵入を阻止したそうだけど 僕と母さんは 「なんでそこまで 必死にやるのよ もしかしたら 死んでたかもしれないのよ」と責めてしまったけど その時  父は「何があっても 正しいと思うことは やらなければ 後悔することになるから」って言ってたのだが その影響だったのか? 僕は その田中さんが いじめられてるのを許せなくて 帰りの学級会で 発表したんだ そして  青木 和子(あおき かずこ) おばあちゃん先生からも 「皆さん そう言う仲間はずれや いじめは 絶対にやってはいけません わかりましたね 」 と 皆に言ったあと もう一言 言った 青木先生の言葉が 発せられた時 確かに クラス中の雰囲気が一瞬変わったんだよね 「水城君みたいに こうして発表することも 大切なことですよ 皆さんも 彼を見習ってくださいね」と その一言が クラス中に波紋を広げて行くのを僕は感じたんだよね それで 帰りの学級会は 終了して 下校時間になった その時 クラスのボス格の女子 永沼 栄子(ながぬま えいこ)さんと 取り巻きの岸田(きしだ)と 久谷(くたに)が 田中 広子を連れて来ては 僕にこう言ったんだ 「お前水城なぁ あたしたちは 仲間はずれとかしてるんじゃなくて そう言う遊びやってただけなのに なんなんだよ お前だけ 先生にゴマ擦りやがってよ ふざけるなよぉ」といちゃもんつけてきたので 「だって現に きみら 田中さんをハブにしてたじゃぁないかぁ」 「なあ 田中ぁ お前さぁ あれは 遊びだったんだよなあ」と 田中さんに 突っ込む久谷 岸田 
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