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もちろん2階の高間さんこの事に気が付き、下へ降りようとする。
が、その時高間さんの後ろに人影が――。
その影に気付き、高間さんは振り返った。
私は2階へ行けないなら外へ出よう。
そう思い後ろを振り返った時、びっくりした。
私の後ろには紅い着物を着た、綺麗な女の人がっ立ていた。
「怖がらないで」
その女の人は、少し手を伸ばしそう言う。
女の人は綺麗な赤い髪に赤い9本の尾。
多分この人も九尾の狐だ。
「天音さん」
その女の九尾はふと私の名前を呼ぶ。
「え、なんで名前を?」
私は少し驚き、そう問う。
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