先生の部屋へ居候

6/27
前へ
/40ページ
次へ
身体ごとドクンと波打った後、私はそのままベッドに押し倒された。 先生のその真剣な眼差しに、身体が熱くなる。 「せんせぇ……」 ため息交じりに先生を呼ぶと、意地悪そうに先生は、首元を何度も口付け始めた。 「おまえ、絶対俺を煽ってるだろ。」 そう言って先生は、パジャマの下から身体を触ってきた。 自分でも恥ずかしいくらいに声を上げ、ジンジンと身体が熱くなるのを感じた。 「先生、もう待てない……」 早く、早く先生と一つになりたくて、両手を広げたのに、先生はまたイジワルそうな目で、私を見つめた。 「焦るなよ。夜は長いんだ。」 すると先生は、今度は舌を使って身体を舐め始めた。 「ああっ……」 抱えきれない快感に、身体が悶えた。 なんて甘美な夜なんだろう。 こんなにもカッコいい男性に、自分の身体を弄ばれていると言うのに、それが嬉しくて嬉しくてたまらない。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加