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あーーーーー
ヤバイ、ヤッバイ、これ以上この感覚を味わったら解除後に鬱になるよ、絶対。だからさっさと片付けよう。
狐「な、何故だ!?何故効かないんだ!?」
カズト「君の力量はわかったさっさと済まそう」
その声と共に雲針ネズミが動き出す。同時に俺は駆け出し、黒騎士の目の前に迫る。
接近戦が十八番な彼にとって外さない。てか、的がでかすぎ、外す気がしない。
素早く頭部と首、各部位を捕捉する。黒騎士は僕が何をしようとしているのか分からないらしく、槍を振り回して動きがめちゃくちゃ
カズト「噛み殺す……」
槍を受け止め、指にいくつもの手錠が現れ、黒騎士の馬に施錠する。馬はその手錠により絞められ倒れてしまう。さらに空へ駆け上がり、手からいくつもの小さな球針体をばらまきトンファーにて殴り付ける。
放たれた球針体が黒騎士の頑丈な防具、皮膚を貫き、血が吹き出す。
黒騎士「グオォォォ…!?」
黒騎士の身体が淡く光だし消える。あまりの威力に全員が絶句する。
カズト「話にならないな……君はどうかな?」
ブータンに振り返りニヤリと笑いトンファーを再度構え直した。
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