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「は、はぁ……
わ、分かりました。」
私は答える。
「もしかしたら、君の待つ人かもしれないよ?」
私が、ドアを閉めるとき、そんな編集長の声が聞こえた。
私はさっそく、指定の喫茶店に入って行く。
えぇと、奥のテーブル……
って、えっ!!???
神崎先生!!!???
「先生!!!???
神崎先生!!????」
私は言った。
「相変わらず、元気だね。
君に、出来上がった小説を読んでもらいに来たんだ。」
先生は、言った。
「コレは…………?」
「うん。
恋愛小説なんだけど、ダメかな?
タイトルは、『チューリップ~愛の告白~』。
君の為に書いた小説だよ。」
先生は、そう言って笑った。
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