統合戦術指揮官

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そんなF35シリーズには、 3つの種類がある。 A型は主に空軍が地上基地で運用することを 目的に開発されたもので、 すべてのF35の基本となる型だ。 C型は艦載機としての運用を目的としており、 カタパルトからの射出に耐えうるべく 機体の強度が強化されている。 性能は若干A型に劣る程度だ。 そして、いずもが搭載しているのが B型である。B型は他のA型、C型とは 大きく異なる能力を持つ。 "STOVL"と呼ばれるその能力は、 カタパルトを持たない軽空母や強襲揚陸艦から 発進するために付与された。 エンジンの排気ノズルの角度を 変換し、機体下部に取り付けられた リフトファンとスラスターファンを 使用することで、A型よりも遥かに 短い離走で飛び上がることができ、 着艦時も同様の機能で、垂直に 甲板に降りることが可能となっている。
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