第1章 出会い

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「それよりも困ったな記憶喪失と来ると当てがないわけだよな?」 「うん、ごめん」 「謝ることはないさ、そうだな......俺たちのところへ来るか?」 「いいね!それ!」 「タクマさんたちのところ?」 「あぁ、正確には俺たちのいる魔導士ギルドだけどな」 「魔導士ギルドって?」 「タクマ!シンジくんは記憶がないんだから魔道士ギルドのことも説明しないと!」 「そうだったな」 魔導士ギルドとは依頼を受ければおつかいから役人の警護まで行う、魔法の使える魔導士のみが入ることのできる団体のことである。
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